令和2年第1回臨時会(2月)


本会議

(議案第1号 令和元年度名取市一般会計補正予算)

吉田

 歳出で、8、9ページの11款2項1目農林施設災害復旧費の13節委託料ですが、市長から農業団体へ委託するという説明がありました。この農業団体の数とどのような団体なのか、内容をお伺いしたいと思います。


農林水産課長

 業務委託契約を締結した団体数は16団体です。内訳は、農業法人が8団体、地域の農業団体が8団体です。


吉田

 その際の委託料の算出方法についてお伺いいたします。


農林水産課長

 今回の稲わらの処理に係る国のスキームでは、補助単価は稲わら1立方メートル当たり5,000円です。本市と農業団体の委託業務についても、その補助単価を委託業務の単価として契約して実施しました。


吉田

 9ページの11款2項1目農林施設災害復旧費13節委託料でもう一度お伺いします。先ほど御答弁で1立方メートル当たり5,000円という金額から算出しているということでした。単純計算で、今回の補正額を5,000円で割ると2万3,100立方メートルとなると思うのですが、これは16団体全体の収集運搬する稲わらの量がそれだけあるということでよろしいのですか。


農林水産課長

 今回の事業費の積算は、稲わらの容量を2万1,000立方メートルと想定し、県を通じて農林水産省に事前の申請を行っており、その数字をもって補正を計上しております。


吉田

 恐らく国庫支出金の1億500万円が2万1,000立方メートル分で、それ以外、プラスアルファが一般財源からという考え方かと思いました。16団体の総量として最終的にそのぐらいになるのだと思いますが、処理を行う際に既に各団体の収集運搬量が決まっていての金額なのか、そうではなく、見込みを立てて、増減が出て委託料の過不足が生じた際は何かの形で埋め合わせたり逆に回収するなど、そのあたりの考え方はどのようになっているのでしょうか。


農林水産課長

 2万1,000立方メートルと推計したわけですが、それは16団体からの聞き取りをもとに積算しました。16団体で収集する面積などもそれぞれ異なり、集める量は当然団体によってばらつきがあります。先ほどこの業務は終了したと申し上げましたが、正確な量については現在集計をしている段階で、最終的な量の把握にはまだ至っておりません。ただ、途中経過を見ると、当初予定した2万1,000立方メートル内におさまるのではないかと捉えております。