令和3年第6回臨時会(10月)
本会議
(一般市政報告)
吉田
大変多くの数を扱っている中でミスが起きてしまったということで残念ではありますが、少し確認をさせていただきたいと思います。抗体検査などが必要だということで、324名の方に文書で経過説明を行ったということですが、その検査の日程等、今後のスケジュールについてお伺いしたいと思います。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
抗体検査の実施については、まず、10月9日の接種で2回接種済みの方については、その2週間後ということで、10月23日土曜日の午前中に行いました。そして、10月23日に御都合がつかなかった方は10月30日土曜日に抗体検査を受けていただきます。
それから、10月9日に濃度の低いワクチンを受けた可能性がある方で10月30日に2回目の接種を受ける方が200名ほどいますので、その方たちについては、2回目接種を受けた2週間後ということで、11月13日土曜日と11月20日土曜日を抗体検査の日程として考えているところです。
吉田
324名が対象ということですが、全ての方がこういう現状を理解されたことは確認できているのでしょうか。それとも、一部、市から連絡しても通じないというか、相手方に伝わっていない部分があるのかどうかお伺いします。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
まず、2回目接種が終わった方については、68名の方が対象になっております。そのうち、10月23日には39名の方が抗体検査を受けて、次は10月30日土曜日となりますが、現時点で申込みの確認が取れていない方が2名います。抗体検査そのものを希望しない方もいますし、忘れている可能性もありますので、連日、電話をかけてその辺の確認を取っているところです。
吉田
今、国から、ワクチン接種証明書のようなものを発行してということで、市町村に事務として来ていると思います。私は、このワクチン接種証明書そのものがいかがなものかと、そんなことをしていいのかなという疑問を持っているのですが、ただ、そういう事務がある中で、今回、2回受けた方の中で一部濃度の低いワクチンを受けた方がいて、実際に全員が検査をしたかどうか、今まだ伝わっていない方がいたり連絡が取れない方がいるということですが、そのまま連絡が取れなかった場合、この方は2回受けたという証明書は発行できるのでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
当初の2回の接種は皆さん受けることになりますので、その2回接種したことによって接種証明書という形になるかと思います。抗体検査については、現在連絡がつかない方もいますし、もともと抗体検査を希望しないという方もいますので、接種の証明書自体は、通常の2回接種したことで出せるという形になるかと思います。
吉田
それは、証明書の正当性に傷がつくのではないですか。だから、私は、証明書そのものがおかしいというのは、そういうことも含めて思っています。海外に渡航する際などに必要になると言っていますが、2回受けたというのはワクチンを接種して2回と捉えられるわけなので、そのうち1回は少なくとも濃度が薄いことが想定されるということは、証明書そのものの信憑性に響いてしまうと思います。今の答弁は、国の指針としてそれを認めるということなのですか。それとも、名取市役所として証明書を発行するということなのでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
接種証明書については、もともと抗体ができているかどうかの証明ということではなくて、2回打ったことだけの証明になっております。国からは、濃度の低いワクチンを打った場合については何も示されていないことから、今回の事例についても、濃度の低いワクチンだったかもしれませんが、2回打ったということで、接種証明書は発行することになると考えているところです。
(議案第108号 令和3年度名取市一般会計補正予算)
吉田
接種の方法については、1回目、2回目は集団接種と個別接種がありましたが、その進め方は今後も変わらず、3回目も同様ということでよろしいのでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
集団接種と個別接種の併用ということで考えているところです。
吉田
市で行っている集団接種と、個別接種にお願いしているほかに、県が進めてきた大規模接種もあります。どれを受けるかは接種を受ける方の希望に沿ってということだったと思いますが、3回目については、例えば1回目、2回目を県の大規模接種で受けた方が3回目を名取市で受けるとか、そういうこれまでと違う方法で受けることも、希望すれば可能であるということでよろしいでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
御本人の希望の場合も大丈夫ですし、大規模接種が今回設置されるかどうかも分かりませんので、そういう方たちが名取市で受けることも想定しているところです。
吉田
接種対象者の人数についてですが、先ほど1万2,000人とか2万3,000人でしたか、数字が出てきましたが、結局そうなると令和4年4月以降の対象者数として見込んでいるのは6万6,000人から2万3,000人を引いて4万3,000人ということでよろしいですか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
お見込みのとおりになります。