令和3年第4回臨時会(8月)
本会議
(議案第82号 財産の取得)
吉田
納期はいつに設定されているのでしょうか。
警防課長
この議会で了承を得られれば、約6か月で納車可能と聞いております。
吉田
6か月ということは年度内でしょうか。実際にその救急車が運用されるのは、納車された後、さらにどのくらいの時間が必要になるのでしょうか。
警防課長
納車され次第、すぐ活動できるように行います。
(議案第83号 令和3年度名取市一般会計補正予算)
吉田
8、9ページ、4款1項3目一般予防費、ワクチン接種では、市の関係者、医療関係の方も大変一生懸命取り組んでいただいて感謝するばかりですが、本市の接種状況をホームページで確認したところ、8月10日の時点で1回目が40.05%、2回目が29.03%終了しているということでした。これを宮城県の接種率と比べますと、宮城県は1回目が44.98%、2回完了したのが35.53%ということで、本市は県全体の接種率よりも低い数字になっているようです。このあたりの要因はどう捉えておられるのでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
県内の人口規模の小さいところでは、接種が当初から加速化されて、65歳以上、引き続き64歳以下の方の接種が非常に順調に進んだところが多かったと考えております。人口規模の大きい市の中では、本市は高い数字を出していると思いますが、全体的に見ると平均よりは低い結果になったと捉えているところです。
吉田
人口規模でいえば、宮城県の半分近くが仙台市ということもありますし、本市は宮城県全体の人口からいえばそんなに大きい割合ではないので、私は小さい人口規模だと思っています。室長はほかの自治体の割合も全部把握した上で比較されているようですが、本市のように接種が進んでいない自治体、比較してそういう状況だと示せるデータをお持ちでしたら、お聞きしたいと思います。
新型コロナウイルスワクチン接種対策室長
現在把握している部分で申し上げます。仙台市は、8月4日現在で1回目接種が83.5%、2回目の接種率が74.7%という数字が出ております。お隣、岩沼市は、1回目の接種率が把握できていませんが、2回目接種率が85.7%です。塩竈市は1回目が82.6%、2回目接種率が73.4%となっています。この3市より本市は若干ですが、1回目も2回目接種率も高くなっておりまして、これは65歳以上の接種状況で報道等で把握できた数字になります。
吉田
私は65歳以上に限ったものではなく、全人口に占める接種済みの割合をお伺いしたつもりでした。今の数字ですと、先ほど私が言った数字とは比較にならないと思うのですが、そのあたり統一した形で数字を示していただければと思います。
健康福祉部長
まず、県内の状況ですが、今県に確認したところ、新聞報道等で県全体の数値は毎日出ていますが、各市町村ごとの1回目、2回目、全体の接種率という数値は県でも捉えていないということです。先ほど室長が答弁したのは、新聞報道等で把握した各自治体の数字で、県の公表数値を使ったものではありませんので、その点よろしくお願いします。
それから、県全体の割合と本市の割合の差はどのような要因かということですが、何が要因で県の平均を下回っているかは捉えておりません。県では、県内の医療従事者に先行して接種しておりますが、それは全県的なもので、その人数を含めて県は発表しております。本市の場合は医療従事者が約2,000人おりますが、そのうち名取市民と市外の方の区分けがまだできておらず、本市の公表にはまだその分の数値を反映していないことも一因として、低いのではないかと捉えているところです。